
トイレットペーパーの予備を取るために立ち上がる。掃除のたびに、床のブラシや洗剤をいったん廊下へ出す。トイレで感じる不便は、便器そのもの以外にもあります。
交換を考えたときは、毎日使うこの小さな部屋を見直す機会です。便器の機能や形を選びながら、そのまわりで何をしているかにも目を向けてみませんか。
座る前と立ったあとにも余裕を
新しい便器が収まっても、出入りや立ち座りがしにくければ落ち着きません。入口から入り、向きを変えて座り、また立つ。その一連の動きを思い浮かべてみましょう。
確認したいのは、便器の前の余裕や、入口の扉が開く範囲です。横に収納や手洗い器を設けるなら、それらが張り出す分も含めて考えます。カタログの写真だけで決めず、今の部屋の寸法に置き換えてみることが大切です。
家族に付き添う人がいる場合は、その人の立つ場所も必要です。今の使い方を伝えたうえで、無理のない配置を確認しましょう。
予備のペーパーは近くに置きたい
買い置きを全部しまう場所と、すぐ使う一巻を置く場所は、分けて考えても構いません。毎日手を伸ばすものは近くへ。大きなストックは、別の収納に置く方法もあります。
床に並んだ掃除道具を収納に収められると、床を拭くたびに持ち上げる作業が減ります。ただし、収納を付けるために足元が窮屈にならないよう、扉を開けた状態まで確認しておきましょう。
紙巻器や操作リモコンも、以前と同じ位置が使いやすいとは限りません。新しい便器に座った姿勢を想定して、手を伸ばせる位置を決めます。手すりを設ける場合は、体重を支えられるように壁の内側の下地を確認し、必要に応じて補強します。
手を洗う場所を先に決めておく
タンクの上で手を洗っている場合、タンクレスと呼ばれる、タンクのない便器に替えると、その場所がなくなります。室内に手洗い器を設けるのか、近くの洗面台を使うのか。便器を決める前に整理しておきたい点です。
別の手洗い器を付けるなら、大きさだけでなく水や排水の配管も確認します。手を洗ったあとにタオルへ手が届くか、途中で水が床に落ちやすくないか。細かな動きを想像すると、設置場所を決めやすくなります。
小さな部屋に機能を詰め込む必要はありません。今の暮らしで使いやすい形を選び、掃除する手が奥まで届く余裕も残しましょう。
床を張り替えるなら交換のときに相談を
便器の形が変わると、以前の便器があった跡が床に見える場合があります。床の汚れや傷も気になっているなら、交換と一緒に張り替えを検討しておくと、部屋全体の仕上がりを考えやすくなります。
床材は色柄に加え、お手入れの方法も確認します。厚みが変わる場合は、入口との段差に注意が必要です。壁紙まで替えるなら、手すりや収納の位置を先に決めておきましょう。
工事を頼む前には、トイレを使えない時間と、その間にどこを利用するかも確認します。とくに家にトイレが一つの場合は、家族の予定と合わせておきたいところです。
ミライホームでは、苫小牧のトイレリフォームをご相談いただけます。便器を選ぶところからでも、掃除や収納の不便を見直すところからでも大丈夫です。毎日使う人に合う配置と工事の範囲を、一緒に整理します。

